今回は「志田千陽のメディカルタイムアウトがなぜ話題に?」について書いていきます!
今回、志田千陽さんがパリオリンピックの女子ダブルスで銅メダルを獲得しました!
そんな志田千陽さんのメディカルタイムアウトはルールの乱用なのかについて調べてみました。
志田千陽は日本の女子バドミントン選手
プロフィールはこちら
・名前:志田千陽(しだ ちはる)
・生年月日:1997年4月29日
・出身:秋田県
・血液型:B型
・身長:162cm
志田千陽さんは日本の女子バドミントン選手です。
6歳のときからバトミントンを始めたようで、数々のワールドツアーで入賞しています。
そして、2024年パリオリンピックの女子ダブルスで銅メダルを獲得しました!
志田千陽のメディカルタイムアウトが話題に
そんな志田千陽さんですが、実は試合中のタイムアウトが話題になっています。
メディカルタイムアウトとは、テニスやバスケットボールなどで負傷による治療のためにとられるタイムアウトのことです。
試合中に選手がケガを負ったり、体調に問題が生じた際に、医師やトレーナーが選手の状態を確認するために試合を一時中断させることを指します。
たとえばテニスの場合では、負傷した場合メディカルタイムアウトを申請して、医療スタッフがコートに入って治療を行う時間が与えられます。
なぜ志田千陽のメディカルタイムアウトが話題になっているのか
ではなぜ志田千陽さんのメディカルタイムアウトが話題なっているのでしょうか?
実は、負傷していないのにメディカルタイムアウトを要求しているのではないか?と海外メディアなどが報じたからです。
バドミントンにメディカルタイムアウトの概念やルールはない
本来バドミントンにメディカルタイムアウトの概念やルールはありません。
「捻挫」や「目にシャトルが当たった」などの明らかにプレー不可能な場合のみ、一旦試合を中断することがある程度です。
今回、志田千陽さんが審判に「足を負傷したからスプレーをさせてほしい」とメディカルタイムアウトを要求している場面がありました。
しかしタイムアウト中も水を飲んだり、パートナーと話したりと余裕のある様子だったので「時間稼ぎをしたかっただけなのでは?」と物議を醸しているということですね。
バドミントンは休憩のルールが厳しい
第4項プレーの遅延
https://badminton-rule.com/16clause.html
- プレーヤーはどんなことがあっても、体力や息切れを回復できるように、または、アドバイスを受けるためにプレーを遅らせてはならない。
- 主審はいかなるプレーの遅延についても、それを判断・処置する唯一の決定者である。
この競技規定にもあるように、プレーヤーは体力を回復させるためにプレーを遅らせてはならないとあります。
バドミントンは休憩について厳しいルールがあり、インターバルの休憩も60秒以内に収めないといけないなど、厳しく規定されています。
バドミントンでは体力の削り合いが一つの戦術
そしてこのルール上の特性から、バドミントンでは体力の削り合いが戦術の一つになっています。
なので体力を回復するためにメディカルタイムアウトを取られると、バドミントンの戦術が潰される可能性があるのです。
特に、体力面で相手に差をつけて勝つ戦術を採用している選手にとっては、試合の流れを切られて体力を回復されることを極端に嫌うこともあります。
なので、やむを得ない場面以外でタイムアウトを取るのはルールの乱用ではないか?と議論になっているということですね。
志田千陽のメディカルタイムアウトは反則なの?
バドミントンにおいてメディカルタイムアウトを要求すること自体は反則ではありません。
ルールとして規定されていませんが、試合中に負傷した場合は、1試合につき1回メディカルタイムアウトを取ることができます。
そして志田千陽さんは実際スプレーを要求していますし、審判はそれを認めています。
仮に休憩のためのメディカルタイムアウトだったとしても、試合に勝つために使えるものは使うということは普通のことですし、志田千陽さんのメディカルタイムアウトの要求を審判が認めている以上は有効です。
なので個人的には、今回の志田千陽さんの行動はルールの乱用ではないと思っています。
まとめ
今回は、志田千陽さんのメディカルタイムアウトについて調べてみました。
・志田千陽さんがパリオリンピックの女子ダブルスで銅メダルを獲得
・志田千陽さんのメディカルタイムアウトが話題に
・メディカルタイムアウトの要求を審判が認めている以上は有効
今後もテレビやスポーツなどでの活躍を期待しましょう!